石川県の相続税専門税理士
金沢市、野々市市、白山市、小松市を中心に活動しています!
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石川県金沢市内には、複数の用水が網の目のように流れています。
用水の幅は、溝程度の狭いものから、広いものまで様々です。
道路から住宅に入るまでには、その用水にかかった橋を渡らなくてはなりません。
住宅の敷地は、直接 道路に面していないことになります。
このような土地は、どのように評価するのでしょうか。
架かっている橋部分と住宅の敷地を合わせて、不整形地として評価します。
道路に面する間口の距離は、橋が接している部分の距離となります。
この土地の奥行距離は、道路の位置から橋を通り、住宅の敷地の奥までの距離となります。
石川県内には、このような形状の宅地が少なくないため、
私もこれまでに上記のような土地を評価したことがありました。
金沢市内には、お寺が多数存在しています。そのせいでしょうか、町のなかに
墓地があるケースが多いように思います。
住宅のすぐ隣りが墓地だったというケースは珍しくありません。
相続税の評価対象となる土地が、墓地に隣接している場合は、
10%程度評価減ができる可能性があります。
墓地のケースと同様に 評価減ができる可能性がある土地は、
例えば、① 高速道路の近くで騒音がひどい
② 線路がすぐそばを通っていて、騒音がひどい
③ 凹凸がはげしい
④ 高低差がある
⑤ 振動がはげしい など多岐にわたります。
実際に現地に行き、周りの環境も確認することで、
上記のように利用価値が低いと判断されるようなケースを検討することができます。